通信制高校という選択

こんにちは、hanaです。

あれから子どもは学校へ行っていません。6年生になってから少しだけ通いましたが、疲れてしまった様子で休んでしまいました。

それから中学生になりました。ひょっとして「新しい環境でスタートできるかな?」と思いましたが、やはり最初だけ通ったけれど、すぐに通うのをやめてしまいました。小学校でのトラウマがよほど大きかったみたいです。無理に通わせても本人が苦しむだけのような感じなので、家でゆっくりさせて見守ることにしました。

「不登校」という言葉は知っていましたが、まさか小学生からなってしまうとは思ってもみませんでした。小学生の頃は友達と元気に遊び回っていましたから。
でも、調べてみると今は不登校の子が多いみたいですね。中学生だけで10万人を超えているみたいです。どんどん増えているみたいですが、うちの子も、その一人になってしまいました。

もう、学校という場所自体に行きたくない様子ですが、親としてやっぱり気になるのが将来のことです。中学はほとんど不登校で、受験して全日制高校に入るなんて難しいだろうなあ・・・と思っていたところ、通信制高校というものを見つけました。通学してもインターネットを使って勉強をすることができるらしいので、外出はおろか、集団生活や社会と関わるのがおっくうになってしまった息子にとって、良いかもしれないなと思っています。

もし通信制高校を卒業できれば高卒資格が取れるので、その後はなんとかなりそう。見守っているだけで、なにもしてやれないのが親として歯がゆかったのですが、ほんの少し、希望が見えてきました。これから、いろいろと調べる必要がありそう・・・。

うちの子が不登校に!?

中学生の子どもを持つ、hanaと申します。
普段は会社に勤めながら、子どもを育てています。

同じく、働きながら子育てしている同僚が「子育ては大変!」と言っているのを聞きながらも、
「子育ては、思いどおりに行くものではないから」
「そんなことは当たり前だよね~」
なんて思っていました。だって、子どもはひとりの独立した人格をもった存在。親の思い通りにいくわけない。

だから、子育てには余裕を持っている方だと自負していました。息子が小学5年生になるまでは。

 *

4年生までの息子は学校が好きで、毎朝元気な声で「いってきまーす!」と、毎朝家から出かけていきました。もともと人懐っこい性格なのか、クラスの友達を始め、職員室の先生からも可愛がられていました。

ところが、5年生になってから、異変が起きました。

お正月を過ぎた頃。
ある朝、息子が苦しそうな様子で、ベッドの上で言いました。

「ママ、熱がないけれど・・・学校を休んでもいい?」

明らかに、普段と様子がおかしかったのです。
私は「学校へ行かなくてもいい! 熱がなくてもいいから、休みなさい。」
そうやって答えるのが精一杯でした。

 *

少しずつ、息子から話を聞きました。

とにかく、ヒステリックな口調の担任は、自分の機嫌が良くないとカミナリのような怒鳴り声を上げたそうです。

もともと漢字を書くのが得意ではなかった息子。丁寧に書いても、少しでも先生の書き方と違うと、即座に赤ペンで大きな「バツ」を付けられました。

ある日、宿題の範囲を間違えてきてしまった女の子に対し、先生がみんなの前で怒鳴りつけました。
「勉強する気があるのか!?」
その女の子は泣いてしまいました。

そんなことが度々あったそうです。
それでも息子は「学校は通わなくちゃ」と、毎日出かけていたのでした。

息子はがんばって耐えてきたけれど、もう限界でした。。
小学校へ電話し、「息子を一週間、休ませます」と伝えました。
ひとまず、静かな一週間が過ぎました。息子はよく、眠っています。

しかし、一週間を過ぎた頃、学校から電話がかかってきました。

「お子さんの様子はどうですか?」
「学校をずっと休んでいると、学校へ来れなくなっちゃうから来てください」
「自分でこれないなら教師が迎えに行きます」

それから、学校との戦いが始まりました。

息子にとって、学校はもう、恐怖の対象でしかありませんでした。
4年生まで楽しかった学校。
「学校って、先生ひとりの存在で、あんなに変わるもんなんだね」
担任の顔や怒鳴り声を思い出すだけで、彼は精神的な苦痛を覚えずにはいられませんでした。

学校へ行って、担任のことを訴えても、校長は「担任はよくやっていた」との一点張り。まったく話が通じませんでした。他の先生も、心配するのは「学校へ来ないのは困ったことだ」と、息子の気持ちを考えることが無かったです。
「学校は、もう少し味方になってくれると思っていたのに…」
「学校という巨大な存在と孤独に戦っている」
なんだか、疲れました。

最後に担任と会ったとき、息子を全く心配する様子のない担任にあきれました。
たまりかねず「息子に対して、何か言うことはないですか?」と聞いてみました。担任は、薄笑いしながら、しかし黙っていました。
それをみて「ああ、息子は先生からのイジメに遭っていたのだな」ということが、やっとのみこめました。気がつかなかった自分も責めました。

安心して通わせていた学校で、まさか、そんなことがあるなんて・・・。
だって、学校は生徒を守ってくれるところだと、ずっと思っていましたから。

それから、あれだけ人懐っこかった息子は「人間不信」になってしまいました。
こうして、小学生にして不登校が始まりました。